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ながの御穀膳プロジェクト

長野県は長寿県であると言われています。
健康で質の高い生活の重要性が注目を浴びるようになってきた昨今、多くの自治体や観光地が、それぞれの地域資源を活かした新たな観光戦略を磨いています。旅を楽しむ人々や、日々の生活にプラスアルファの輝きを求める人々に対して、長野ではどんなものを提供できるのでしょうか。
「長野食文化(名物メニュー)実行委員会」では、市民や観光客に自信をもって推奨できる名物料理を提供したいとの思いから、平成21年に開催される善光寺御開帳を目指して、長野の新しい名物メニューについて検討してまいりました。
そこで見出されたキーワードが「長野らしい外食」、つまり長野らしさがあるもの、外食として飲食店で提供できるもの、健康や長寿に良いものです。
長野らしさ、それはきれいな空気、きれいな水、美しい山並みといったイメージに加えて、四季折々の豊かな作物の素晴らしさであります。
りんご、そば、きのこ、山菜といった誰もが認める名産物だけでなく、山国でこれまで食べられてきたキビ、麦などの穀物の機能性に注目し、私たちが食べてきた自然のものの健康的で、安心かつ安全な食事を、あらためて見直すことが大事なのだと気が付いたのです。
自然を楽しみ、四季を味わう。旬の食材を大事にし、身体に優しい味付けの食事が、長野で提供できる素晴らしい資源なのではないでしょうか。
そこで私たちはこの資源を、善光寺の門前町の味わいを生かした「ながの御穀膳」というメッセージに集約しました。長野の新しい名物メニューとして、平成21年に開催される善光寺御開帳に合わせて全国にPRするとともに、地元の皆様にも親しんでもらえるような提供基準(ガイドライン)を作成いたします。
長野の市民をはじめ、長野を訪れた方にも、おいしいものを食べ、満足いただけるように、また、長野の食文化を知っていただけるよう、広く理解を求めて参ります。
新しく、そして懐かしい、長野の名物「ながの御穀膳」にご期待ください。

長野食文化(名物メニュー)創出実行委員会
会長 青木恵太郎

ながの名物メニューのコンセプト

 長野市は、善光寺の門前町として全国からたくさんの人が訪れ、古くから栄えてきました。悠々と流れる千曲川や犀川などに育まれた肥沃な長野盆地を中心に、澄んだ空気と清らかな水によって豊富な作物が育つ、自然の恵み豊かな地域でもあります。
こうした地域から生まれた、質素ながらも旬の食材をふんだんに取り入れた郷土料理や、自然の恵みに感謝し食材の持ち味を丁寧に引き出した寺院由来の精進料理には、長野県の特徴である健康と長寿へのヒントがあるのではないでしょうか。
「ながの御穀膳」は、昔の人が上手に取り入れてきた麦やアワ、そば、豆など様々な穀物に敬意を込め「御穀(ごこく)」と呼ぶことにしました。その注目すべき栄養価や機能性を再評価して膳の中に取り入れ、旬の食材と組み合わせて、長野市らしい「おもてなし」の形へと発展させるものです。
「ながの御穀膳」はメニュー全体で3〜5種類の穀物を使用し、特産の信州味噌で仕立てたけんちん汁[一汁]、旬の食材を使用するおかず[旬菜]、雑穀入りご飯、季節感ある漬物で構成した、自然の香り豊かな健康メニューです。
 長野市に自然と健康を求めて、ますます多くのお客様にお越しいただき、長野ならではのおいしいものを味わってご満足いただけるよう、「ながの御穀膳」を、長野の新しい名物料理として全国へ発信していきます。

※基本のガイドラインを押さえていれば、多くのバリエーションのメニューが可能です。長野市内の多くのお店が長野ならではという共通のコンセプトでお料理をお客様に提供できる・・・それが「ながの御穀膳」なのです。

参考
長野市周辺で取れる穀物
白米、紫米、大麦、小麦、あわ、ひえ、きび、そば、大豆、小豆、胡麻、いんげん豆、とうもろこし、落花生、イモ類 など

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